2軒目は近所のバー」連動

事件のそばにバーがある

2009-04-02 08:15:36

パーソナルギャラリー地中海 堀由樹子展 東京・代官山

[記事]

ギャラリーのテーブルの上に分厚いスケッチブックが置かれている。中はアクリル絵の具のドローイング。一枚一枚めくっていくと、カラフルな色彩が次々と目に飛び込んでくる。風景が描かれているが、具体的な形はなく、自在に姿を変える。それよりも絵の具が元気よく踊る様が印象的だ。
 ドローイングの魅力をそのままキャンバスに反映させれば、わくわくする作品になると思うのだが、いまひとつおとなしい。それでも大作「boundary line」では奔放さを見せる。住んでいる千葉市から東京に出る際に電車がまたぐ川がモチーフだという。川はオレンジやブルーに染まり、あたかも夕日を浴びた山のような姿。色鮮やかな色彩を大胆に配しながら、品良くまとめている。
 作品の特徴はどれも生命力に満ちあふれていること。樹木のある風景を描いた絵などもグリーンやイエローで力強く表現している。
 堀由樹子は昭和46年生まれ。数年前にはくすんだ色彩も顔をのぞかせていたが新作群は明快だ。油彩11点の展示。
 18日まで、日月祝休み。TEL03・3496・6387。

東京都渋谷区代官山町20の近所のバー
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